青山正明アーカイヴ
「ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者! 青山正明の世界」という連載をはじめます。毎週日曜更新。(2008-03-23)
プロフィール
1960年生まれ。1981年1月、慶応大学在学中に変態ミニコミ『突然変異』(突然変異社)を創刊し、世のロリコンブームと相まってそれなりに人気を集めたものの4号で休刊。その後スーパー変態マガジン『Billy』(白夜書房)やロリコン雑誌『Hey! Buddy』(白夜書房)『にんふらばあ』(麻布書店)などに原稿を書きながら、『サバト』(三和出版)『PHILIAC』(求龍社)『bitch』といったスカトロ系変態エロ雑誌を編集しその名をはせる。
コミック雑誌や株式投資関連の情報誌などの編集に関わった後、『クラッシュ』(白夜書房)『バチェラー』(ダイアプレス)などで鬼畜変態コラム「フレッシュ・ペーパー」連載。また海外旅行カルチャー誌『excentrique』(全英出版)に関わった経験が別冊宝島の『タイ読本』『裏ハワイ読本』(宝島社)などに活かされる。このころ編集プロダクション・東京公司を設立。『アダルトグッズ完全使用マニュアル』(データハウス)などを編集。
ドラッグのノウハウをつめた処女単行本『危ない薬』(データハウス)を出した後、満を持して『危ない1号』(データハウス)創刊。妄想・変態・鬼畜・悪趣味がつめこまれたこの本が大ヒットしたことにより、一躍“鬼畜ブーム”となったが、本人は『危ない1号』3号の編集途中にドロップアウトし編集長降板。麻薬不法所持で逮捕されたあとは精神世界への傾倒が強まり、2001年6月17日、自宅で首つり自殺。
ライター兼編集者。60年、横須賀生まれ。慶応大学法学部卒。著書に『危ない薬』(データハウス)、『アダルトグッズ完全使用マニュアル』(同)などがある。あ、ええと、『危ない1号』の編集者です。
1960年横須賀生まれ。慶応大学在学中に同人誌『突然変異』を創刊。各方面から注目を浴びる。それがきっかけで、ロリコンブームの仕掛人中崎至にスカウトされ、ロリコンブームの隆盛に多大なる影響を及ぼす。その当時から『ヘイ・バディ』(百夜書房)、『にんふらばあ』(麻布書店)などのロリータ系マニア誌のみならず、『ビリー』(百夜書房)でドラッグ、フリークス関係の情報を中心とした連載を手掛け、さらに『サバト』(三和出版)、『フィリアック』(求龍社)など、鬼畜系のハシリとなる雑誌を編集。その後、コミック雑誌の編集、株式投資関連の情報誌の編集などに携わった後、再び鬼畜系の世界にカムバック。『クラッシュ』(百夜書房)、『バチェラー』(ダイアプレス)などにフリークス、ドラッグ、カルトムービー、テクノ、ホラーなどの情報を連載する鬼畜系文豪。1994年編集プロダクション「東京公司」を設立、『タイ読本/別冊宝島EX』『裏ハワイ読本』『裏タイ読本』(以上宝島社)、『アダルトグッズ完全使用マニュアル』(データハウス)その他のウラ情報誌を編集すると共に、ドラッグ関連の情報の集大成をした著書『危ない薬』(データハウス)を発表。1995年『危ない1号』を創刊。1996年初頭クズ人間、ダメ人間、ゴミ人間の総決起集会『鬼畜ナイト』を開催する。現在はデータハウスに所属し、『危ない1号』の編集を手掛けるが、今後、何を始めるか目が離せない存在。一般人の読者のみならず、業界内にもシンパ的ファンが多数存在する。
1960年、神奈川県は横須賀生まれ。慶応大学法学部法律学科卒。ゴーストライターとしての著書は4冊、青山名義の著作は『危ない薬』(データハウス)、今はなき編集プロダクション東京公司のお仕事を含め、編著に『別冊宝島 気持ちいい薬』『別冊宝島 薬のウラがわかる本』『別冊WTタイ読本』『別冊WT裏ハワイ読本』(以上、宝島社)、『アダルトグッズ完全使用マニュアル』『危ない1号/第1巻・第2巻』(以上、データハウス)等がある。94年11月に日本全国で症例50名前後という眼病疾患、奇病MPPEを患い、失明の恐怖を背負いこんで加速度的に“悟り”の境地へ。本書を最後に“路線変更”を決意……と、まあ、そんなこたぁ、どうでもいいか……。
主な仕事(年譜)
日付は判るものについては初版発行日を採用しているため、実際とは一ヶ月前後のズレがある場合が多い。
誕生〜高校生
- 1960.06.27 神奈川県横須賀にて生まれる。本名・大塚雅美。血液型・A型。
- 1969?xx.xx 小学3年生時、父親に『超自然のなぞ』(南山宏著)を買ってもらい、怪奇・オカルトへ興味がわく。
- 1974.春.xx スカンジナビアン・ダイレクト・メール(SDM)社からオールカラーのポルノグラフィ・カタログが届く。
大学生〜フリーライター
- 1981.04.15 ミニコミ『突然変異』Vol.1
- 1981.07.15 ミニコミ『突然変異』Vol.2
- 1981.10.24 雑誌『週刊宝石』創刊2号(大学生ビジネスマンの間に“ロリコン趣味”が急増!)
- 1981.11.15 ミニコミ『突然変異』Vol.3
- 1982.05.〜 雑誌『Hey! Buddy』82年5月号?〜85年10月号(連載「6年4組学級新聞」。82年12月号から「フレッシュペーパー」に名称変更)
- 1982.08.xx ビデオ『あゆみ11歳・小さな誘惑』
- 1982.09.xx 雑誌『潮』82年9月号(大学生をおおうロリコン症候群)
- 1982.10.01 ミニコミ『突然変異』Vol.4
- 1985.春.xx 雑誌『フィリアック』No.1
- 1985.08.25 ビデオ『ビヨンド』『墓地裏の家』『マンハッタンベイビー』の解説担当。イタリアン・ホラーの鬼才、ルチオ・フルチ監督の三作品。(大映株式会社)
- 1985.xx.xx 雑誌『にんふらばあ』
- 1985.11.15 雑誌『サバト』
- 1986.04.xx ムック『ロリータ大鑑』
- 1986.08.xx 雑誌『月光』12号(特集:死後の世界)
- 1987.02.xx 雑誌『宝島』3月号(ジョン・レノンに熱愛された禁断の西部劇「エル・トポ」)
- 1987.12.xx 雑誌『月光』19号(特集:温泉)
- 1988.11.20 書籍『こんなビデオが面白い・ファンタスティック映画編』
エキセントリック〜東京公司
この頃、青山氏は株式情報誌『産業と経済』(プリントワン)の編集を行っていたようだ。
- 1989.09.10 ムック『別冊宝島100 映画の見方が変わる本』
- 1989.11.xx 雑誌『excentrique』1号(特集:ニューヨークの興亡)
- 1989.12.xx 雑誌『excentrique』2号(特集:楽園伝説・パリ)
- 1989.xx.xx ビデオ『超常現象の世界 journey into the beyond』(カタスメント'89 vol.1:徳間ジャパン)
- 1990.01.xx 雑誌『excentrique』3号(特集:深く奥まで・香港)
- 1990.02.20 雑誌『excentrique』4号(特集:カリフォルニア・ドリーミン)
- 1990.04.01 雑誌『excentrique』5号(特集:ネオ・エピタフinロンドン)
- 1990.08.01 雑誌『excentrique』6号(特集:バンコクびっくりショー!)
- 1992.春.xx 離婚。オナニー中、妻に後ろから蹴りを入れられ、妻はそのまま帰らぬ人へ。
- 1992.08.22 ムック『別冊宝島EX タイ読本』(その後「別冊宝島WTシリーズ」に収録されたが改訂なし)
- 1992.08.31 雑誌『銀星倶楽部16』(特集:クローネンバーグ)
- 1992.11.15 書籍『危ない薬』
- 1993.01.15 雑誌『FOCUS』
- 1993.02.09 雑誌『宝島』
- 1993.03.08 ムック『別冊宝島172 決定版!エイズを生きる本』
- 1993.03.23 ムック『別冊宝島173 気持ちいいクスリ』
- 1993.08.20 ムック『別冊宝島EX 裏ハワイ読本』
- 1994.02.10 ムック『別冊宝島191 薬のウラがわかる本』
- 1994.07.25 書籍『アダルトグッズ完全使用マニュアル』
- 1994.08.08 雑誌『宝島30』94年9月号(“ロリータの時代”)
- 1994.10.08 雑誌『宝島30』94年11月号(“性は生なり、性は脳なり”インタビュー/構成)
- 1995.01.30 書籍『地獄のハリウッド―SEXと殺人とスキャンダルの映画史』
- 1995.02.xx 雑誌『ダ・ヴィンチ』95年2月号(読むドラッグ:精神科医ほかが選ぶ不滅のドラッグシーン)
- 1995.05.21 書籍『裸のアジア―東南亜細亜快楽旅行記』
- 1995.06.15 雑誌『自由時間』
- 1995.06.xx 雑誌『imago』95年6月号(特集:脳とセックス)
危ない1号〜晩年
- 1995.06.24 大麻取締法違反で逮捕。
- 1995.07.27 雑誌『Quick Japan』Vol.3(テクノ・レボリューション 俺たち日本のガキは仲間外れ!?)
- 1995.07.31 雑誌『危ない1号』第1巻(特集:ドラッグ)
- 1995.08.末 保釈。
- 1995.12.24 雑誌『Quick Japan』Vol.5(「裏テクノ専門学校」特別対談・石野卓球VS青山正明)
- 1996.01.10 新宿でいちばんイヤ〜な夜。新宿ロフト・プラスワンにてイベント「危ない1号鬼畜ナイト」Vol.01開催。
- 1996.04.25 雑誌『危ない1号』第2巻(特集:キ印良品)
- 1996.08.30 ムック『危ない1号別冊Vol.1 鬼畜ナイト』
- 1996.09.30 雑誌『世紀末倶楽部』Vol.2(インタビュー:ゲス、クズ、ダメ人間の現人神・「危ない1号」の編集長 青山正明氏に聞く!)
- 1996.11.20 東京大学駒場キャンパスにて、岡田斗司夫氏のゼミ「国際おたく大学/おたく文化論」第6回(テーマ・ドラッグ)にゲスト出演。
- 1996.12.11 雑誌『SPA!』([鬼畜]たちの倫理観)
- 1997.07.28 雑誌『週刊アスキー』7月28日号(酒鬼薔薇をダーティーヒーローにするな)
- 1997.09.30 雑誌『危ない1号』Vol.3(特集:快感)
- 1997.11.xx ムック『別冊宝島345 雑誌狂時代』
- 1997.12.xx ムック『エロ本のほん』(特別寄稿・エロ雑誌とオナニーと私)
- 1997.12.25 ミニコミ『月刊タルワキ』Vol.2(インタビュー:セックスとドラッグとイヌ)
- 1999.09.20 雑誌『危ない1号』Vol.4(青山正明全仕事)
- 1999.12.xx 雑誌『創』(インタビュー。パン工場の話)
- 2000.07.xx 文庫『タイ〈極楽〉ガイド―表も裏もまるかじり』(別冊宝島EXの文庫化)
- 2000.08.04 雑誌『BURST』00年9月号
- 2001.06.17 首吊り自殺。死ぬ数時間前まで親と一緒に「赤いきつね」を食べていた。葬儀は19日。
死後(追悼記事など)
- 2001.07.18 雑誌『FOCUS』01年7月18日号
- 2001.08.04 雑誌『BURST』01年9月号(鬼畜系ライターの草分け的存在 青山正明 追悼座談会)
- 2001.08.21 雑誌『Quick Japan』Vol.38(追悼企画『危ない1号』編者・青山正明(故人)の世界。)
- 2001.10.30 書籍『危ない薬 愛蔵版』
- 2001.11.19 雑誌『AERA』
- 2001.12.xx 雑誌『アウトロー・ジャパン』創刊号(非追悼・青山正明)
- 2004.11.25 書籍『自殺されちゃった僕』
- 2006.01.xx 雑誌『実話GON!ナックルズ』
その他・年月日不明
- 1981 ミニコミ『EGO-MANIA』1号(『突然変異』と同時期に作っていたポルノミニコミ。2号は1981.12.25予定だったが発売中止)
- 雑誌『プレイボーイ』(椎名誠への反論)
- 雑誌『Billy』(84年12月に『Billyボーイ』に誌名変更し連載「Billy Boy Live Photo Show」へ)
- 雑誌『Crash』〜95年3月号(連載「フレッシュペーパー」。『Billy』『Billyボーイ』の後継誌)
- 雑誌『ビッチ』(『フィリアック』の後継誌。出版社は別)
- 雑誌『BACHELOR』(連載「フレッシュペーパー」。大亜出版)
- 雑誌『ビデオファン』(白夜書房。創刊86年11月号?)
- 1987? LD『エル・トポ』(作品解説)
- 雑誌『熱烈投稿』(インタビュー)
- イベント「フラミンゴ・フォーエバー」(ピンクフラミンゴの上映会。柳下毅一郎など)