セカイ系

「セカイ系」は現在は閉鎖している「ぷるにえブックマーク」のぷるにえ氏が2002年10月頃から実生活中に使い始めた言葉で、2002年10月31日に氏の掲示板で「セカイ系って結局何なのよ」というスレッドが作られたのが、ネット上に登場した最初。なお言葉はネーミング術語を見ていて思いついたという。直接的には「ほしのこえ」の冒頭の台詞「世界っていう言葉がある」の影響もあるだろう。

氏によれば「エヴァ以降のなんかエヴァっぽいと思われるものを『エヴァ』という言葉を使わずに表現した語」として生まれた。その為「ポスト・エヴァ」とか「エヴァンゲリオン症候群」という言葉で言い換えられてしまっては意味を成さない。この時にぷるにえ氏が第一回セカイ系大賞として挙げていたものは以下。

一位:ほしのこえ
「電線とかコンビニの看板がセカイ系」
二位:スパイラル 推理の絆
「極度に思いこみの激しい人たちが不必要にテンパってる所がセカイ系」
三位:西尾維新
「セカイ系ミステリという言葉があればその旗手に掲げられる。オタクが楽しめる清涼院流水」

エヴァンゲリオンでは電線や看板は意識的に画面に描かれており、異常な緊迫感もあった。この時点では確かに「エヴァンゲリオンの影響を受けている作品」のことだったと思われるが、現在は別の定義、「私←→社会←→世界という関係性から社会が抜け落ち、私の問題がそのまま世界の問題に繋がっていく作品」が主流になりつつある。この説明はおそらく『最終兵器彼女』を意識したものだと思われるが、上記『ほしのこえ』の物語に当てはまるので、なるほど混乱?しやすい。こうしてセカイ系は二つの意味を持つようになった。


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